8月21日は、静岡県が定める「県民の日」です。若者に県政への関心を高めてもらおうと、中高生が鈴木知事と意見交換し、広報記事を作成する体験会を県が開きました。
<静岡県鈴木康友知事>
「皆さんにはこれからですね、しっかり静岡県を担う担い手としてですね、成長していただきたい」
21日、静岡県庁を訪れたのは県内の中高生たちです。生徒たちが1日限定で県広報課の職員となり、「県民の日」の企画として、知事と意見交換して広報記事を作る体験会が初めて開催されました。
<浜松市立曳馬中2年 西藤槙音さん>
「浜松市に新しい野球場ができると聞いて本当にワクワクしています。お盆の時に南海トラフの臨時情報が出て、これからの予定に影響することはありますか?」
中学生が質問したのは、静岡県が浜松市に計画する新たな野球場についてです。
<静岡県鈴木康友知事>
「基本的に防潮堤ができますと、ほとんど民家のようなところが浸水するというエリアがなくなって人命を救うために大きな効果を発揮するようになりました。(新野球場の)計画を示すことは特に大きな問題はないと思います」
生徒たちは県政が抱えるさまざまな課題について、鈴木知事と意見を交わし、県民が知りたいことを発信しようと記事を作り上げました。
<浜松市立曳馬中2年 西藤槙音さん>
「この貴重な体験が僕の自由研究だったり、今後の静岡の発展につながるといいなと思います」
最後に生徒たちは完成した記事を知事に報告。行政と県民のつながりを作る大切さを体感しました。