20年以上連れ添った夫婦が別れる「熟年離婚」の割合が、過去最高になりました。
(大石邦彦アンカーマン)
他人事だと思っている皆さん、心して聞いていただきたいと思います。
離婚件数は2002年がピークで29万件ほどでした。そこから見ると減少傾向ではあり、最新の2022年で18万件ほどです。

ただ、ポイントは内訳なんです。2022年は、同居期間が5年未満の夫婦が最も多くて5万件を超えています。
そして次いで多いのが、同居期間が20年以上の“熟年離婚”で約4万件。これは1998年以降、高止まりしているんです。

“熟年離婚”の割合は、年々増えていて2022年は23.5%。
これは統計のある1947年以降、過去最高の割合でもあります。
