「四国新幹線」の実現を目指し、四国の知事らが東京で会合を開き、国に対し「整備計画策定に向けた調査」を要望しました。

会合を開いたのは、四国4県や経済団体などからなる「四国新幹線 整備促進期成会」で、全国唯一の新幹線空白地帯である四国への新幹線整備を求め、2017年に発足しました。

会合では、「新幹線は四国の公共交通の骨格」と位置づけ、具体的な整備計画を策定するため国に来年度、調査に関する予算を盛り込むよう要望をまとめました。

南海トラフの発生が危惧される中、災害に強くライフラインとして重要な新幹線の早期設置を求めるとしています。

(池田豊人・香川県知事)
「新幹線が無いと、四国の中の人の移動というのは、かなりダメージが長く続くと思います。災害に強い新幹線を一日も早く作らないと」

また午後からは、高松市長らが国土交通省と財務省などを訪れ、政務官らに要望を行いました。