8月21日朝、富士山でプリンスルートの宝永山馬の背付近で下山中の大学生が転倒してけがをし、山岳遭難救助隊に救助されました。
21日午前8時頃、富士山を下山中の大学生3人組の1人から「友人が転んで足をけがして動けない」と消防に通報がありました。
警察によりますと、通報を受けて静岡県警の山岳遭難救助隊員2人と消防の隊員3人が救助活動に出発し、通報から約2時間後の午前9時45分頃に、6合目と7合目の間にあたる、富士山プリンスルート宝永山馬の背付近で、けがをした神奈川県横浜市に住む大学生の男性(20)を発見しました。
男性は、右足首にけがをして歩けない状態で、山岳遭難救助隊員に背負われて富士宮口へ下山し、病院に運ばれました。
警察によりますと、大学生3人組は8月20日の午前に須走口から登山を開始し8合目の山小屋に宿泊、21日午前1時30分頃に山小屋を出て午前4時頃に登頂したのち、御殿場口を目指して下山を開始しました。
しかし、「砂走り」と呼ばれる、歩くたびに足首まで沈みこむような厚い火山灰地で足をとられて転倒し、けがをしたということです。
警察によりますと、大学生の3人組は登山経験もあり、登山の装備を身に着けていました。
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