西鉄天神大牟田線の雑餉隈駅と下大利駅の間が高架化され、約5キロの区間にあった19か所の踏切がなくなりました。


◆1時間のうち40分間は踏切降りた状態だった
福岡県大野城市にある西鉄下大利駅前の広場では28日開通式が開かれ、服部知事や沿線の自治体の市長ら約30人が出席しました。

今回高架化されたのは西鉄天神大牟田線の雑餉隈駅から下大利駅までの約5キロです。この区間では朝夕のラッシュ時、1時間のうち計40分ほど踏切が降りた状態となり交通渋滞が発生していました。


◆19か所の踏切を廃止
高架化によって5キロの区間にあった19か所の踏切がなくなり、交通渋滞の解消や事故の減少が期待されています。西鉄天神大牟田線は雑餉隈駅と春日原駅の間に新駅となる「桜並木駅」が来年度後半に開業する予定です。