原爆の投下や第二次世界大戦に関する資料を集めた展示会が沖縄市で開かれています。

「原爆と戦争展」は今月1日から始まった沖縄市の平和月間に合わせ市民団体「沖縄原爆展を成功させる会」が毎年企画しているものです。


会場には、広島と長崎の原爆による被害状況を捉えた写真や被爆体験談などをまとめたパネルが展示されています。

このうち被爆者が描いたイラストからは、逃げ惑う市民の様子や水を求めながら多くの人が命を落としていった悲惨な体験が伝わってきます。


また、第二次世界大戦へ至った経緯や沖縄戦の凄惨な状況が紹介されていて、終戦間際まで全国各地で空襲が続いたことなども解説されています。

この展示会は8月23日まで沖縄市役所の市民ホールで開かれています。