トンネルの点検を効率よく進めるため、静岡県は、車で走りながら異常を調べるシステムを導入しました。点検による道路の交通規制を減らすことも期待されています。
<東部総局 金原一隆記者>
「従来、トンネルの点検では、高所作業車に乗って調べるため通行を規制する必要がありました。このシステムでは走りながら点検ができるため、交通渋滞を減らして点検できるということです」
静岡県が新たに導入した「走行型高速3Dトンネル点検システム」の車両は、走らせながら1秒間に100万個という高密度レーザーを照射して、トンネル表面の位置データを3次元で計測します。
同時に、最新型のレーダを当てることで、AIがトンネルの壁の「ひび割れ」や「はがれ」などの場所・大きさをはじき出します。人による目視点検と打音検査が必要な場所を絞り込み、作業を効率よく行う狙いです。
<静岡県道路保全課 西原宏昌課長>
「静岡県内149トンネルを5年に1回定期点検する予定です。点検の効率化やコストを削減するために新たな技術として導入しました」
静岡県は、8月19日からこの車両の運用を始め、まずは伊豆半島のトンネルでデータを集めるということです。
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