普天間基地の辺野古への移設工事をめぐり、防衛省はあす20日、大浦湾側の埋立て工事に本格的に着手する見通しです。

19日の大浦湾



普天間基地の辺野古移設に向け防衛省は当初、軟弱地盤が見つかっている大浦湾側での本格的な工事について、8月1日に着手する予定でしたが、台風の影響を受けて延期していました。

関係者によりますと、護岸を造るための作業などは20日にも行われる予定だということです。

19日は台風の影響か風が強く吹き、白波が立っていて作業が行われる様子は確認されませんでした。

19日の大浦湾



こうしたなか、沖縄防衛局が2023年11月に発注・契約した大浦湾側の護岸建設工事4件について、今年3月末に変更契約が結ばれ、合わせて170億円増額されていたことが分かりました。