日南市で震度6弱を観測した地震や南海トラフ地震臨時情報の発表を受け、宿泊施設を対象に実施された調査結果がまとまりました。
地震などの影響で宮崎県内の宿泊予約のキャンセルがおよそ2万4000人にのぼったことが分かりました。

調査は、県内の200施設が加盟する「県ホテル旅館生活衛生同業組合」が行ったもので、18日までに130施設が回答しました。

その結果、今月8日の地震以降、宿泊予約のキャンセルは、あわせておよそ2万4000人にのぼったということです。

こうしたなか、河野知事は19日の会見で、宿泊施設への支援策について検討する考えを述べました。

(宮崎県 河野俊嗣知事)
「誘客対策も改めてタイミングを見ながら積極的に展開をしていく必要があるのではないかということも考えている。また、意見を聞きながら、今後、対応を検討していきたいと考えております」

河野知事は、このほか、災害時に備えて今月24日に行われるブラジル県人会の創立75周年記念式典への出席をとりやめることを発表しました。