ポスト岸田に名乗りを上げる自民党議員が相次ぐ中、齋藤経済産業大臣は総裁選への出馬をめぐり、「私自身が出ると言っているわけではない」などとして、慎重に検討する姿勢を示しました。

齋藤 経済産業大臣
「(総裁選出馬について)多くの方から、やはり『やらなくては駄目だ』とか、『君には期待している』とかいう声が相次いでいる」

齋藤大臣は19日記者団の取材に応じ、総裁選への出馬を求める声が寄せられているとして、「しっかりとそういう声を聞いていかなくちゃいけない」と改めて話しました。

一方で、推薦人集めについて問われると…

齋藤 経済産業大臣
「私自身が出ると言ってるわけではありませんので」

齋藤大臣はこのように述べ、出馬を慎重に検討する姿勢を示しました。

また今回の総裁選に、40代の小林前経済安全保障担当など若手議員が出馬する見通しとなっていることについては、「若い人たちが思い切って出るということは大変良いこと」と歓迎する意向を示しました。

9月の総裁選をめぐっては、岸田総理が出馬せず退陣すると表明したことを受け、現役閣僚や党幹部を含む少なくとも10人が出馬に意欲を示していて、大混戦となる見通しです。