「ポスト岸田」に意欲を見せる自民党の石破元幹事長は台湾の頼清徳総統と会談し、いわゆる「台湾有事」への対応などをめぐり、意見を交わしました。
石破氏ら台湾を訪問中の安全保障問題に取り組む超党派の議員グループはきょう、台北市の総統府で頼清徳総統と会談しました。
会談では中国が覇権主義的な動きを強める中、「台湾有事」などについて意見が交わされ、頼総統が“日本など民主主義の国々と連携して対応していきたい”と求めたのに対し、石破氏は“地域の抑止力を確保できるよう協力していきたい”と応じました。
石破氏は来月の自民党総裁選への出馬に意欲を見せていますが、台湾とは国交がないため、議員として交流できるうちに関係強化を図る狙いがあるものとみられます。
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