福岡都心部の再開発「天神ビッグバン」でビルの建て替えが進む地区に、新しい地下通路が開通しました。今後、続々完成する新しいビルにも接続し、利便性を高めます。

RKB本田奈也花「新たに開通した因幡町通り地下通路。天神地下街とつながっていて、より便利になりそうですね」

新しい通路ができたのは、天神ビジネスセンターと建て替え中の福ビルの間にある「因幡町通り」の地下です。幅約6メートル、全長は約140メートルで、地下鉄天神駅方面と福岡市役所方面を結びます。開通を祝う式典には、福岡市の高島市長や、西鉄の林田浩一社長などが出席しました。

福岡市 高島宗一郎市長「これから新しくできるビルと続々つながっていくので、地下のネットワークが広がるのは福岡の強み」

RKB本田奈也花「ただいま、地下通路が開通しました。多くの人が早速通っています」

「喜んでます」「走りやすかった」「すっと市役所に行けるから便利になった」「暑さも雨もしのげるので、天神は出かけるのに最適な場所だなと」

通路は、天井部分に地元福岡県産の木材をあしらい、水面の揺らぎを表現したデザインになっています。また、段差のないバリアフリーの動線になっていて、高齢者や障害のある人も快適に歩行できます。新しい地下通路は今後「天神ビッグバン」に伴って続々誕生する新しいビルにも接続する予定です。