今月10日に発生した北九州市の旦過市場一帯の火災について、市は市場のアーケードの整備と仮囲いの設置工事を始めました。9月3日をめどに通行を再開する見込みです。

RKB浅上旺太郎「火災後は、アーケードの天井からルーバーと呼ばれる部品が垂れ下がっていましたが、現在は撤去されています」

北九州市小倉北区の旦過市場では、火災で焼けたアーケードの整備と約50メートルにわたって仮囲いを設置する工事が始まりました。当初の予定よりも早まり、9月3日には通行が再開できる見込みです。

北橋市長「市内には同じように、火災リスクがあるところがたくさんありますので、この機会に防火の指導をきっちりすべきだ」

また、北橋市長は消防OBなどによる防火指導員を雇い、市内に約650店舗ある木造の飲食店を巡回して、火災予防の指導を行うと発表しました。

一方、小倉中央商業連合会はがれきの撤去費用を集めるため、2000万円を目標にクラウドファンディングを26日から開始しています。