産卵する場所にミステリーサークルを作るという珍しい生態で知られる「アマミホシゾラフグ」。
世界初となる稚魚の展示が、海響館(山口県下関市)で始まりました。

「アマミホシゾラフグ」の稚魚です。体長は2・5センチ程度。
海響館の2階エントランスに展示されています。
「アマミホシゾラフグ」は、2014年に奄美大島で発見された新種でその生態はよくわかっていません。
成魚は、体長10センチ程度でオスが産卵床となるミステリーサークルを作ることで知られるようになりました。

フグを展示する種類が世界一の海響館では、解明されていない「アマミホシゾラフグ」の研究に取り組んでいます。
展示できるまでに育ったのはなんと世界初。
奄美大島で採取した卵を何度もふ化させてきましたが、展示できるまでに成長しなかったそうです。
今年5月に卵を採取。およそ500匹がふ化しましたがここまで育ったのは8匹だけです。

エサは、小さなエビやオキアミなどを1日5回ほど与えていますが、前例がないだけに飼育は手探りです。
海響館魚類展示課 皆川梢さん
「世界初展示なので、もしかしたらみなさんが目にした行動が世界初の発見になるかもしれないというワクワク感を感じていただきたいです」

海響館には「アマミホシゾラフグ」がつくる直径2メートルのミステリーサークルのレプリカも展示されています。
成魚になるまでどのくらいの時間がかかるかも分からず、展示期間は未定とのことです。
夏休みに「世界初」を皆さんの目で確かめてみてはいかがでしょうか?
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