8日夕方に発生した日向灘を震源とする地震について、震度6弱を観測した宮崎県日南市の状況について、現地から報告です。(9日午前11時50分ごろ)
三浦功将記者
震度6弱を観測した日南市の日南市役所前からお伝えします。
こちらの庁舎には朝から数人の市民が訪れており、普段と変わらない比較的落ち着いた様子を見せていますが、一方で、罹災証明に関する問い合わせなどが増えているということでした。
また、一夜明けたきょうも、水の濁りに関する問い合わせなども多く寄せられているということです。
日南市では、午前10時半から災害対策本部会議が開かれ、市内の被害状況が報告されました。
油津商店街では、地面が隆起したり、看板が落ちるなどの被害が出ています。
また、軽乗用車ほどの岩が国道に落ちるなどの被害が出ていて、現在、国道220号が通行止めになっています。
鵜戸神宮では、参道に亀裂が入ったほか、10基ほどの石灯籠が倒れるなどの被害が出ています。
まだ、明らかになっていない被害もあると思われ、日南市では、現在、被害の全容について調べています。
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