連日厳しい暑さが続く中、8日も鳥取県内ではすべての観測地点で30度以上の真夏日となりました。米子市内では、テニスの練習中だった10代の少年が熱中症の疑いで救急搬送されました。

熱中症の疑いで救急搬送されたのは米子市内の10代の少年で、午前9時半頃、テニスの練習中に気分不良を訴えました。少年は市内の病院に救急搬送されましたが軽症ということです。

また琴浦町では、60代の男性が起床後の口の渇きと倦怠感をうったえ、熱中症の疑いで救急搬送されました。男性はエアコンの設置がない部屋で就寝していたということです。

鳥取県内では8日、熱中症の疑いによる救急搬送があわせて9件ありました。

厚生労働省は熱中症について、「高温多湿な環境下で、発汗による体温調節等がうまく働かなくなり、体内に熱がこもった状態を指します。屋外だけでなく室内で何もしていないときでも発症し、救急搬送されたり、場合によっては死亡することもあります。」として、湿度にも十分注意するよう呼びかけています。