熱戦が続く北部九州インターハイ、7日に行われたカヌー競技で宮崎県勢の活躍が光りました。
現地からMRTテレビ「Check!」スポーツ担当、高橋美苑リポーターの取材です。

(高橋美苑リポーター)
「大分で行われているカヌー競技、きょうは500メートル種目が決勝まで行われます」

まず、男子カナディアンシングルの決勝には宮崎工業2年の藤田琉生が登場。
2分07秒880で7位に入賞します。

藤田が2年生ながらも堂々としたレースを見せると、続く女子カヤックシングルの決勝では、宮崎大宮の川野円子が白熱したレースを繰り広げます。
2分07秒042で、川野はこの種目、2年連続で3位に輝きました。

(宮崎大宮 川野円子選手)
「自分の全ての力を出し切れたので、悔いは残らなかった。皆の思いを背負って戦ったレースだったので、今までにない思い出に残る大会」

次は、宮崎県勢3人が決勝に残った女子カナディアンシングル。

宮崎商業の幸 菜花と、宮崎大宮から竹生 結希乃と水口晴菜が出場し、頂点を狙います。

抜け出したのは、世界ジュニア選手権の日本代表に選ばれた水口。
実力を発揮し、2分23秒897で、見事、優勝しました!

(宮崎大宮 水口晴菜選手)
「最初で最後のインターハイということで、日本一を目標にこれまで練習を頑張ってきたので、それを叶えられてよかった。次は200メートルなので、200メートルでも優勝して、2冠をとりたい」

最後の種目は、4人1組で行うカナディアンフォアの決勝。

男子の宮崎大宮は、カナディアンペアで3位入賞した松根や上野らが息の合ったレースを展開し、1分52秒594、3位でゴールしました。

一方、女子は宮崎商業が、1分53秒466の5位でフィニッシュ。

500メートル種目で相次いで入賞を果たした宮崎県勢。8日からの200メートル種目でも好成績に期待です。