山口県内の青少年赤十字のリーダーを養成する研修が山口市で開かれ夏休み中の高校生がリーダーシップを学びました。

この研修は自主性などを育んでもらおうと日本赤十字社山口県支部が毎年夏休みに開いているものです。

参加したのは下関市や山口市の高校生などで高校生が対象の研修は今年で69回目です。

地域のボランティアや募金活動に取り組む生徒20人が3つのチームに分かれさまざまな課題に挑戦しました。

倒れている人を正しく搬送する課題では午前中に学んだという救急法を思い出しながらうつぶせの人に声をかけて意識があるかどうか判別し、担架の使い方を確認していました。

男子生徒
「こうしたら痛いだろうなとかだったらこうしようとか気を付けながら意識してやった」

女子生徒
「こうやって練習を重ねて助けられるようになりたい」

このほか、暗闇の部屋でチームの一人が目隠しをつけたメンバーを安全に誘導する課題ではチームワークを発揮し机やいすなどの障害を乗り越えていました。