パレスチナ自治区ガザに入ったユニセフ=国連児童基金の広報官がインタビューに応じ、「ガザの子どもたちを忘れないで」と話し、一刻も早い停戦を訴えました。
ユニセフ オウェイス広報官
「(ガザに入って)最初の印象は、ひどく荒廃しているというものでした。テレビで建物が崩壊している様子が伝えられますが、現実はそれどころではなく、地域全体が荒廃しているのです」
4日にもイスラエル軍の攻撃があった中部デールバラハからJNNのインタビューに応じたのは、ユニセフ中東・北アフリカ地域事務所のオウェイス広報官です。先月31日にガザに入りました。
イスラエルが物資の搬入を制限していることに加え、空爆や戦闘が続いているために活動に制約がかかり、いまも支援は十分ではないといいます。また、水や食料を得るために歩き回ることが子どもたちの日課になっていると話します。
ユニセフ オウェイス広報官
「『いつ戦争は終わるの?』とよく聞かれます。とても悲しいです。答えがありませんから。とてもつらいです」
衛生環境の悪化から病気にかかった子どもも多く、ガザの保健当局が「流行している」としたポリオについては「把握している症例はない」としつつも、ワクチンの確保に取り組んでいると話しました。
また、精神的なケアも求められています。
ユニセフ オウェイス広報官
「ほとんどすべての子どもたちが精神的・心理的なサポートを必要としています」
しかし、連日の攻撃でトラウマが重なり、ケアも難しい状況が続いています。話すことさえできなくなった子どももいるといいます。
ユニセフ オウェイス広報官
「笑顔をみせてくれる子どもたちもいます。この笑顔を決して失ってはいけません。ガザの子どもたちを忘れないでください。人数ではありません。それぞれ名前があり、夢を持つ子どもたちのことです」
オウェイス広報官は「行ったり来たりの停戦交渉を子どもたちは待つことができない」「暴力と戦争が続けば子どもたちの夢と未来を奪ってしまうおそれがある」として、即時停戦を訴えました。
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