アメリカのトランプ前大統領の暗殺未遂事件をめぐり、シークレット・サービスのロウ長官代行は「全責任を負う。任務の失敗だった」と述べ、地元警察の責任を否定しました。
シークレット・サービス ロナルド・ロウ長官代行
「シークレット・サービスは7月13日の悲劇的な事件の全責任を負う。これは任務の失敗だった」
シークレット・サービスのロウ長官代行は2日、このように述べたうえで、「警備の不備について地元警察などを非難すべきではない」と強調しました。
現在、シークレット・サービスでは、この事件に関する内部調査が行われていて、今後、関係者に処分が下される見通しだということです。
銃撃の直前には、銃を持った人物を見たという無線連絡があったものの、現場のスナイパーには情報が伝わっていなかったということです。また、銃撃が行われた建物の屋根について「不審者が登れないように、より厳重な警備が必要だった」と述べました。
ロウ長官代行は、先月30日には「銃声を聞くまで男が銃を持っていることを知らなかった」と証言し、容疑者に関する情報が地元警察から共有されていなかったとの認識を示していました。
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