看護職への関心と理解を深めてもらおうと、山口市の病院で2日、高校生が看護師の仕事を体験しました。
山口赤十字病院の「ふれあい看護体験」に、高校生28人が参加しました。看護師からの指導を受けながら、赤ちゃんのもく浴や体をふくなどの仕事を体験です。
参加した高校生
「みなさんが働いているところとか見ると、すごいなってのが一番ありましたね」
別の高校生
「命に携わる職業なんで、責任感も問われますし、看護師になりたいと思ってます」
この体験は、看護職に興味のある高校生を対象として、35年以上前から夏休みの期間に行われています。県医療政策課によると、県内の看護職員はおよそ2万5000人いますが、病院からは人手不足の声が上がっています。
山口赤十字病院 大林由美子 副院長兼看護部長
「現場ではやっぱり足りない感がすごくありますね。やりがいがありそうだとか、人のためになるいい職業なんだなってことをぜひ感じてほしいなと思います」
参加した高校生は、看護職を目指す決意を新たにした様子でした。