新型コロナに関連する死者の数が急増しています。福岡県では、この1週間であわせて99人が亡くなっています。
専門家は、基礎疾患のある高齢者は特に注意が必要としています。
北九州市立八幡病院の伊藤重彦名誉院長によると、第7波による死者は、入院し重症化した人が多いわけではなく、自宅や施設で療養し基礎疾患のある高齢者が特に多いといいます。
伊藤重彦名誉院長「亡くなっている方の多くが70歳、80歳というご高齢の方になります。絶対数が増えた分、死亡者数が増えるというのは当然です」
さらに、夏場の時期は熱中症や脱水症状を起こしやすく、基礎疾患のある高齢者は、たんが絡むなど体調が急激に悪くなる可能性が高いといいます。
伊藤重彦名誉院長「しっかり水分補給はしていただくということが重要だということ。状態が悪くならないように、ご高齢の方に気をつけていただくということがまず第一」
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