事件現場の神居大橋

さらに、19歳の女は19日午前3時29分ごろから午前3時48分ごろまでの間、旭川市郊外の渓谷、神居古潭の神居大橋付近で、着衣を脱ぐよう命じて全裸、土下座で謝罪させる様子をスマートフォンで撮影。

そして、神居大橋の欄干に座らせて「落ちろ」「死ねや」などと言いつけ、約10メートル下の石狩川に落とし、殺害した罪に問われています。

女子高生は5月下旬、下流で遺体で見つかり、死因は溺死でした。

検察庁に身柄を送られる内田被告

事件のきっかけは、内田被告がラーメンを食べる様子の画像を女子高生が無断でSNSに使ったことで、内田被告に「どう、落とし前つけんの?誰に喧嘩売ってんの?」などと脅された女子高生は、解決金として、電子マネーで10万円を払うことを提示。

女子高校生と19歳の女らが会った留萌市の道の駅

しかし、送金が上手くいかず、内田被告らが殺害の前日、留萌市の道の駅を訪れ、初めて女子高生と会ったとみられています。

検察は、認否を明らかにしていませんが、捜査関係者によりますと、内田被告は取り調べに対して「橋から落ちたかどうかは知らない。置いてきただけだ」などの旨の供述で、否認を続けていたということです。

内田梨瑚被告