14年ぶりに夏の高校野球山口大会を制した南陽工業高校野球部。
同校OB・津田恒実さんの誕生日でもあるきょう、甲子園に向けて出発しました。


出発を前に、学校で壮行式が行われました。
南陽工業は7月28日の決勝戦で下関国際高を下し、夏、14年ぶりの優勝を果たしました。
同校OBで「炎のストッパー」と呼ばれた元・広島東洋カープの津田恒実投手を擁した1978年以来、46年ぶりの夏の甲子園での勝利を目指します。

式ではベンチ入りメンバー20人が山崎康浩監督から紹介され、校長や生徒会副会長らが激励のことばを送りました。

決勝戦で完投勝利 阿部和希選手(2年)
「(友達から)すげえとかかっこよかったとかは声かけられました。(帰ってくる頃には)甲子園で1勝を挙げられたってうのをみんなに報告できればいいと思います」

小田浩史tysアナウンサー
「壮行式のあとは徳山駅に場所を移しましてこちらでもセレモニーが行われます。このように地元の方々が大勢詰めかけています」

見送りに来た丸山想太キャプテンのいとこ
「いとこが甲子園に出るので応援に来ました。南陽工業らしい野球をしてほしいと思います」

セレモニーでは「ずっと勝てるように」という願いを込めて市内の高瀬茶を使ったほうじ茶「Zuttocha」が贈られました。

丸山想太キャプテン
「皆さんの応援があったから私たちはこうやって甲子園に行けると思っているので、その感謝の気持ちを絶対忘れないように常に胸に置いて、甲子園でも全力で恩返しとしてプレーしてきます」

野球部のメンバーらは午後2時過ぎの新幹線で甲子園に向け出発しました。
夏の甲子園は8月4日に組み合わせ抽せんが行われ、7日に開幕します。