佐世保市江迎町の伝統行事「千灯籠(せんとうろう)まつり」が、3年ぶりに行われ初日の23日は「水かけ地蔵まつり」で町内が盛り上がりました。


(鳴り響くほら貝の音)


初めてフェースシールドをつけてのまつりです。

「わっしょい、わっしょい」


普段はお寺に安置されているお地蔵さんが神輿に担がれ、近くの川に入ります。


かつてお地蔵さんが、子供たちと水遊びをして疫病を追い払ったという言い伝えにちなみ、500年ほど前から行われている行事です。


神輿が町を練り歩くと、沿道からは無病息災を願う水がかけられます。


浴びれば浴びるほど有難い縁起のいい水です。


カメラマン:「水はいかがですか?」
参加者:「最高です」


子ども:「もう水浸しですよ」
子ども:「涼しかったです。暑かったから」
子ども:「楽しかったです。冷たくて気持ちよかった。来年もいきたいです」


千灯籠まつりは24日まで行われ、夜には数千個の灯籠が吊るされた巨大な ”灯籠タワー” に明かりが灯され、町は幻想的な雰囲気に包まれます。