西アフリカのマリでロシアの民間軍事会社ワグネルの戦闘員と反政府勢力による争いがあり、多数のワグネル戦闘員が死亡しました。
ロイター通信などによりますと、マリ北部のアルジェリア国境付近で先週、ロシアの民間軍事会社ワグネルの戦闘員と反政府勢力による争いが起き、数十人のワグネル戦闘員が死亡しました。
戦いは数日間に及び、独立系メディア「モスクワ・タイムズ」は専門家の話として、ワグネルにとって、ウクライナを除く海外での戦闘において最大規模の損失だと指摘しています。
反政府勢力側の報道官はSNSへの投稿で、「敵の部隊を全滅させた」と勝利を宣言しました。
マリではイスラム過激派武装勢力が急速に勢力を拡大したのを受け、2013年、フランスが軍事介入を開始しましたが、2020年以降、2度のクーデターによって軍事政権が権力を掌握すると、フランス軍は撤退。
ワグネルが治安対策を引き受けるなど、ロシアによる影響力が拡大していると指摘されています。
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