連日各地で最高気温が35度を超える猛暑日となっていますが、鳥取県ではこの暑さで熱中症疑いの救急搬送が相次ぎ、27日・土曜から29日・月曜までの3日間であわせて38件ありました。
このうち北栄町では28日、8歳の女児が体育館でバドミントンの練習中にトイレで倒れているのが見つかり、救急搬送されました。食事と水分は取っていたということです。軽症ということです。
また、倉吉市内では27日、80代の女性が自宅で動けなくなっているのを家族が発見。意識はあり、中等症の熱中症の疑いで救急搬送されました。発生が午後8時頃でしたが、室内にエアコン等の設置がなく高温だったということです。
このほか県東部では重症での搬送が2件あるなど、県内では27日、28日、29日の3日間であわせて38件の熱中症の疑いによる救急搬送がありました。
鳥取県は、昨年の同時期より熱中症の救急搬送が増加しているとし、熱中症リスクがある時は「一人で活動しない!」、リスクの高い人を「一人にさせない!」ように呼びかけています。