離島の防衛を想定した日米共同訓練が28日から沖縄・九州などで始まり、石垣市には米軍関係者が到着しました。自衛隊の駐屯地前では市民団体が共同訓練に対する抗議行動を行いました。

市民集会で抗議のスピーチ
「本当にこの地域の平和と安全を願うならば、対話こそ最も大事な手段ではないか」



日米共同訓練に反対する石垣市の市民団体は、駐屯地前で抗議行動を行い「ミサイルより外交を」などと書かれた横断幕などを掲げて「日本を米国の盾にするな」などとシュプレヒコールをあげました。

一方、午後4時前には、石垣空港に陸上自衛隊のCH47ヘリコプターが着陸し、米軍の兵士ら約10人が降り立ち、ヘリから下ろした機材などをトラックに移して石垣駐屯地へ運び入れました。

この日米共同訓練は、九州や沖縄本島、石垣島、与那国島などの自衛隊駐屯地や米軍基地などで8月7日にかけ行われる予定です。(吉田永吉)