世界遺産登録に沸く佐渡ですが、佐渡市はイコモスが求めていた朝鮮半島出身者の過酷な労働を示す展示を始めました。
佐渡市の相川郷土博物館で28日に公開が始まったのは佐渡鉱山で朝鮮半島出身者が働いていた時期を含めた全体の歴史です。
この展示は、ユネスコの諮問機関・イコモスが追加の勧告で求めていました。
【佐渡学センター文化学芸係庄子遥学芸員】「事実を展示しすることで、理解を深めてもらいたい」
展示では、朝鮮半島出身の労働者が、現場で危険な作業をすることが多かったことや朝鮮半島出身者が暮らしていた資料など新たに31点が追加され示されています。