■失敗が生んだ 絶妙あんバタースイーツ

続いては合志市須屋(すや)にある「おはぎ専門店 モッチダリンダ」

定番のおはぎはもちろんのこと、ピスタチオとキャラメルナッツが乗る進化系など、15種類を販売しています。

そんなお店の「あんバター」とはいったい??

おはぎ専門店 モッチダリンダ 吉田裕美さん
「こちらのバタ餅になります。多いときでは1日500個売れたこともあります」

名前はバタ餅。実は偶然の産物なのだそう…

吉田さん
「以前おはぎ用のお米を間違えて炊きすぎてしまったことがありまして、オーナーがそのお米をなんとか活かせないかと考えて思いついた商品がこちらのバタ餅です」

思いついて始めた商品だったのですが、かかる手間はおはぎの数倍。まず、熱したフライパンにバターを溶かしおはぎ用の米を薄く敷いて焼きます。そこへ味噌を混ぜん込んだ「特製粒あん」を投入。卵焼きのように巻いていきます。

巻きすで形を整えたら、ゴマを表面にたっぷりと。最後に、岩塩・あんこ・バター・胡麻を乗せたら完成です。

そのままで食べても十分おいしいのですが…吉田さんのオススメは?

吉田さん
「電子レンジで15秒から20秒程ですね。バターがほんのり溶け出すぐらいを目安に、温めて食べていただくと、さらにおいしくお召し上がりいただけるかと思います」

「バタ餅」には、メープルバターや黒ゴマ・きな粉などもラインナップ。ただし、不定期販売です。

吉田さん
「今後も種類を増やしていってですね、あんバターに力を入れていきたいと思っております」