道路脇で採ったキノコを食べ、嘔吐や下痢などを起こして手当てを受けていた上田市の20代の男性が死亡しました。

長野市保健所によりますと、男性は7月20日、職場からの帰宅途中に、上田市内の道路わきに生えていたキノコを採って、自宅で夕食に食べたところ、翌朝、腹痛や嘔吐の症状が現れたことから、長野市内の医療機関に入院し、治療を受けていました。


長野市保健所では、非常に毒性の強い「ドクツルタケ」と「コテングタケモドキ」による食中毒とみています。

男性は「お腹が空いていたので食べた」と話していました。

県によりますと、令和に入ってから有毒なキノコを食べて死亡したのは、全国で3例目です。