福島県郡山市の上下水道局は25日、業務委託先のネットワークが不正アクセスを受け、契約している市民の個人情報が流出したおそれがあると発表しました。
郡山市上下水道局によりますと、水道の顧客情報を委託している郡山市内の業者が再委託した東京ガスの子会社「東京ガスエンジニアリングソリューションズ」のネットワークに不正アクセスがあり、個人情報が流出したおそれがあることが分かりました。
流出のおそれがある個人情報は、2008年度の使用者名、住所など5201件で、電話番号や金融機関の口座情報は含まれていません。
これまでに、外部への情報流出や、情報の不正利用は確認されていないということです。
郡山市上下水道局では、業者に原因究明と再発防止を求めるとしています。