JR九州は、2024年度から佐賀駅より西の佐世保線などの駅でも、交通系ICカードが利用できるようになると発表しました。

JR九州によりますと、2024年度から新たに交通系ICカードが使えるようになるのは、佐賀駅よりも西にある長崎線の駅や佐世保線の駅です。

西九州新幹線の開業効果を高めるのが狙いです。

また、ハウステンボスに向かう人たちの利便性を高めるため、大村線のハウステンボス駅にも専用の機械が設置されます。

JR九州 古宮洋二社長「九州外から来られた時に、武雄から佐世保とかハウステンボスに行かれるお客様が、ICカードで乗れることは便利になる。試算はできていないが増収効果はある」

22日の会見には、佐賀県の山口知事も参加し「観光客だけでなく、通勤・通学客にとっても便利になる。西九州の素晴らしい観光資源を全国に知っていただければ」と期待の言葉を述べました。