新型コロナの感染拡大が続いています。大分県内では7週連続で患者が増加し、去年夏の流行期のピーク時に迫る感染状況となっています。
7月21日までの1週間に県内で確認された新型コロナの患者数は、1医療機関あたり24.02人でした。前の週より3.95人増えて、7週連続の増加となっています。
保健所別では大分市が29.06人と最も多く、南部が27.6人、東部が26.67人など、すべての地域で注意報レベルの10人を大きく上回っています。

(大分市・足立信也市長)「インフルエンザとの違いは高齢者に多いので、なかなか退院できないという状況で、病棟がひっ迫しつつある」
警報レベルに迫る感染状況となっている大分市の足立市長は24日の会見で高齢者の救急搬送が増えているとして、改めて感染対策の徹底を呼びかけています。