日本と中国の外務次官による「戦略対話」が4年半ぶりに開かれ、日中首脳が合意した「戦略的互恵関係」を推進することを確認しました。
中国外務省の発表によりますと、馬朝旭外務次官は22日から日本を訪れ、岡野正敬事務次官と会談しました。
会談では「日中関係の課題について率直な意見交換を行った」としていて、岸田総理と習近平国家主席が去年11月の首脳会談で合意したお互いの共通利益を拡大し、日中関係を発展させる「戦略的互恵関係」を推進することを確認したとしています。
「戦略対話」が開かれたのは2020年1月以来4年半ぶりのことです。
また、馬外務次官は上川陽子外務大臣とも会談し、「建設的で安定的な中日関係の構築につとめることで一致した」としています。
今週末に開かれるASEAN=東南アジア諸国連合の外相会議の場で日中外相会談が調整されるなど、新型コロナの感染拡大をきっかけに滞っていた日中の間の対話が活発化していますが、個別課題の解決につなげられるかが焦点となります。
注目の記事
「大人の財力で手に入れたい」シール集めは“リベンジ” 平成レトロ注目は「平成女児」【Nスタ解説】

「現金を使えない子が増えた」“新潟唯一の問屋”を継いだ駄菓子屋店主が日々感じる“現代の子ども”と時代を超えて続く“小さな社会” 新潟市秋葉区

「自分は小児性愛者、女の子にしか興味がない」 再婚相手の娘(8)とその友だち(7)2人に性加害 45歳の男は7年前にも同様の事件 事実上”野放し”に

「田舎の造園屋」が魂を込める“105万円の推し活” 同郷の横綱・大の里への愛があふれて社長は本場所の“懸賞金スポンサー入り”を決断

「お昼ごはん、何が食べたい?」と聞かれたら…どう答える?地雷ワードと神ワード 共働き世帯増も、家庭内の役割は変わらず?

「朝起き上がれない…」“なまけ” と誤解されやすい起立性調節障害 不登校の児童生徒の約4割が苦しむ 適切な理解と支援を
