日本製鉄は、中国の鉄鋼メーカーとの合弁事業から撤退すると発表しました。両社の協力関係は山崎豊子氏の小説「大地の子」のモデルになるなど、半世紀以上にわたり日本と中国の経済協力の象徴でした。
日本製鉄は23日、中国の鉄鋼メーカー「宝山鋼鉄」と行っていた主に日系自動車メーカー向けの鋼板製造・販売などの合弁事業を解消すると発表しました。
中国でのEV普及に伴い日系メーカーは苦戦をしていて、20年間の合弁契約の期限を控え撤退を判断したとみられます。
日本製鉄は「新日鉄」だった1970年代に日中経済協力の柱として宝山鋼鉄の製鉄所づくりを支援するなど、鉄鋼産業の近代化に大きな役割を果たしました。
今回の撤退には、米中の対立で逆風が吹く中国での業務を縮小する狙いもあるとみられます。
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