山口県柳井市の夏の風物詩「金魚ちょうちん祭り」を前に23日、街なかに金魚ちょうちんが飾りつけられました。
オリンピックイヤーならではのちょうちんも登場しました。

真夏の空の下をゆらゆらと泳ぐ金魚。
来月13日に開かれる「金魚ちょうちん祭り」に向けて、金魚ちょうちんの飾りつけ作業がありました。
市の職員や地元企業の社員、高校生など56人が、白壁の町並み一帯に1つ1つ飾りつけていきます。
もうすぐパリオリンピック開幕。
出場する市内出身の男子バドミントン・保木卓朗選手と、男子バスケ・河村勇輝選手を応援する金魚ちょうちんも飾られています。
金魚ちょうちん祭りは今年で33回目を迎えます。
今年から電球をLEDに変更。
伝統を守りながら少しずつ進化を重ねてきました。
子どもから大人まで、協力して作業し、2時間ほどでおよそ2500個の金魚ちょうちんがまちを彩りました。
高校生
「みんなでやって、すごい楽しかった。若い人からお年寄りまで、みんなが楽しめる祭りになってほしいなと思います」
来月13日には祭りの目玉「金魚ねぶた」がまちを練り歩きます。
柳井青年会議所 内山陽平 理事長
「やっぱり僕も小さい頃からずっとこの金魚ちょうちん祭りを楽しんでいるので、いよいよまた熱い夏が来たなと楽しみにわくわくしています」
金魚ちょうちんには、今月27日から9月1日まで明かりがともされ、幻想的な風景を楽しむことができます。