今月20日、宮古島市の畑で高齢男性が熱中症で倒れているのが発見され、その後、死亡が確認されました。熱中症による県内での死者は今年3人目です。

県などによりますと今月20日の午前、宮古島市城辺長間のサトウキビ畑で、農作業に出かけていた72歳の男性が倒れているのを家族が発見し消防に通報しました。

男性は熱中症で倒れ心肺停止の状態だったということで駆けつけた救急隊員によってその場で死亡が確認されました。

県内で21日までの1週間に熱中症で救急搬送されたのは、147人(速報値)と去年の同時期と比べると68人多く、約1.9倍となっています。

資料:熱中症による救急搬送



そのうち半数近くの70人が高齢者で、県はこまめな水分と塩分の補給に加え適切にエアコンを使うなど熱中症対策の徹底を呼びかけています。