子どもたちに地元の神楽について関心を持ってもらおうと、五島市で神楽教室が開かれました。


400年以上続くとされる五島神楽は、島の7つの地区で受け継がれています。


玉之浦町の保存会が20日に開いた教室には、地元の小学生ら10人が参加しました。


子どもたちは国の重要無形文化財に指定されていることなどを学んだあと、実際に神楽の舞を鑑賞しました。


参加した子ども:
「神楽ってこんなに種類があるとは知らなくて、いろいろ知れてよかったです」
「今でもずっと続けているところがとても貴重だなと思いました。これからも続けてほしいですし自分もやってみたいです」


白鳥神社 神楽保存会 越首 伸之介 会長:
「後継者不足で困っておりまして、先々かぐらに興味を持ってもらって自分も舞をしたい、私も舞をしたいという子が出てきてくれればいいかなと思ってます」


保存会では将来的に「子ども神楽保存会」を立ち上げ、伝統文化を後世につなげていきたいとしています。