山口県防府市で昆虫採集や観察を通して自然について知ってもらう教室が開かれました。
山口県農林総合技術センター、農林業の知と技の拠点などが開いた教室には児童と保護者あわせて40人あまりが虫取り網を手に参加し、センターの裏山で昆虫採集にあたりました。
こどもたちは網を振るいながら捕らえた虫について講師から話を聞いていました。
児童
「ふだんはふつうに草むらとかで虫とりするんですけど、山は違いますね」
主催者では環境だけでなく、すべての命への慈しみの心を育ててほしいとしています。
講師 やまぐち昆虫楽会 角田正明会長
「こんな小さな弱い生き物でもこういう工夫をしながらこういう環境で生きているんだなってわかってもらえるとよかったと思いますね」
30日には、センターの研究に関心を持ってもらおうと小中学生を対象にした教室を開くことにしています。