日本船舶海洋工学会が主催する「シップ・オブ・ザ・イヤー」に、今治造船などが建造した世界最大級のコンテナ船が最高位に輝き、都内で授賞式が行われました。
「シップ・オブ・ザ・」イヤー」は、日本船舶海洋工学会が国内で建造された話題の船の中から、技術的・芸術的・社会的に優れたものに与えるものです。
34回目となる今回は、去年建造されたのべ6隻から、今治造船が手掛けたコンテナ船「ONE INFINITY」など2隻が最高位に選ばれました。
今治造船によりますと、船は全長およそ400メートル、2万4000個のコンテナが積み込める世界最大級のものです。
主催者によりますと、およそ半年間に3つの工場で6隻を建造した技術力と、15%ほどの省エネと積み込みスペースの増加を両立させた船首の風防が高く評価され、最終的には全会一致で最高位に選出されたということです。
今治造船は「引き続き経済性、環境性に優れた最新鋭のエコシップの開発・建造に努めたい」とコメントしています。
注目の記事
「“離脱して良かった”という声の方が多い」自公連立に“終止符”を打った会談の裏側と「高市総裁は総理になれるのか?」公明・斉藤代表に聞いた【news23】

敗者の脳は語る— マウス社会の「負けグセ」をつくるスイッチを発見! 脳から特定の部位を取り除くと…

【クマ襲撃】被害者の9割が顔面損傷…鼻がなくなり骨は粉砕「体を大きく見せようと立ち上がって…」医師が語るクマ外傷の実態 47歳男性はあの日を境に人生が一変

特集戦後80年「総理所感」は何を伝えたのか 沖縄戦体験者「歴史直視を」

「あの日までのお母さんも死んだ」“たった15分の横着”が奪った夫と日常 1枚800kgの鉄板落下事故 被害者家族が訴え「被害者にも加害者にもさせないために」


乳房再建は “形” でなく “生き方” 取り戻す治療…富山大学で進む乳房再建の最前線
