■メジャーリーグ ブルワーズ 5ー6× カブス(日本時間21日 リグリー・フィールド)

悪天候の為、試合開始時間が40分遅れたがカブス・鈴木誠也(28)は本拠地でのブルワーズ戦に“4番・ライト”でスタメン出場。ブルワーズの先発は4月11日(日本時間)に鈴木がメジャー初アーチを放ったF.ペラルタ(25)、相性の良い相手も2回の第1打席はストレートに詰まらされセカンドゴロに倒れた。

4回、先頭打者で迎えた第2打席はカウント2-2と追い込まれたが95マイル(153キロ)のストレートをセンター前に弾き返し2試合連続ヒットをマーク。
さらに1死から14試合ぶりとなる今シーズン7個目の盗塁を成功させた。

6回、3度目の先頭打者で迎えた第3打席はカウント2-0と打者有利のカウントから91マイル(146キロ)のストレートを狙ったが、打った瞬間右ひざを付き完全に体勢を崩されキャッチャーファールフライに倒れた。

2対3と1点を追う8回、1死ランナーなしで迎えた第4打席は3人目M.ブッシュ(36)と対戦。カウント2-0とまたも打者有利のカウントを作るが、ここから97マイル(156キロ)のストレートを2球続けてファール、鈴木もとらえきれず納得のいかない表情を見せ、5球目のカーブで空振り三振に倒れた。

そして、4対4と同点で迎えた延長10回、無死二塁で迎えた第5打席、ブルワーズ5人目T.ロジャーズとの対戦。カウント1-1から内角高めのシンカーを避けるがこれがストライクの判定、鈴木も驚きの表情を見せ本拠地のファンも大ブーイング。鈴木は1-2と追い込まれ外角低めのスライダーを当てるだけのバッティングでセンターフライとランナーを進められなかった。鈴木は5打数1安打1盗塁で打率.241だった。

試合は延長11回、カブスの2番W.コントレラス(29)がサヨナラタイムリーで6対5、約3時間53分の熱戦に終止符を打った。