熊本県知事と熊本市長が熊本都市圏の渋滞解消に向けた初のトップ会談。8月に短期的な対策を示すことで合意しました。

去年9月時点で熊本県内の主要渋滞箇所は283か所で、そのうち熊本市内が約6割の175か所です。

このような状況を踏まえ非公開で開かれた熊本県の木村敬知事と熊本市の大西一史市長とのトップ会談では「自動車の1割削減、公共交通の利用を2倍にし、渋滞を半減させる」という方向性が共有されました。

また、信号機の改良などすぐにできる短期的な施策の内容を来月19日に開かれる「調整会議」の場で県民に示すことで合意したということです。

木村敬 知事「知事と市長で腹を割ってはしたことは少なかったと思います。『こういう方向で県・市がやっていけばいい』ということが関係者の間で共有できたことが1番の成果だと思っています」

大西一史 市長「これから連携をして(対策が)相当進んでいくんだろうなと我々も実感しましたので、期待して頂ければ」

熊本の長年の課題。対応は加速するのでしょうか。