愛媛県松山市で今月12日、松山城がある城山の斜面が崩れて住宅1棟が倒壊した現場では、去年7月にも城山から泥水が流れ込む被害が発生していて、住民が松山市に対し、対策を求めていたということです。
去年7月に撮影された松山市緑町の様子、今回の土砂崩れで倒壊した住宅のすぐ隣から水が噴き出し、周辺に泥がたまっていました。
住民によりますと、大雨の後、城山から泥水が2日間にわたって流れ出し、建物に浸水被害も出たということです。
そのため、市役所に連絡し「山が崩れているのではないか。土砂崩れが懸念されるので確認して欲しい」と訴えたということです。
別の住民からも…
「山に堆積した木とか細かい枝とか葉っぱとか堆積したものが、一気に流れてきた。土砂と一緒に巻き込んで流れてくるということが今まで2回ぐらいあったんですよ」
当時の対応ついて松山市は「現場を確認し土砂崩れの予兆ではないと判断した」と説明。
また「泥水」については「腐葉土を含む水で水路がつまったため、あふれたが通常なら排水できる量だった」としました。
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