全国で去年1年間、認知症で行方不明になった高齢者の数が1万9000人を超え過去最多を更新しました。県内でも年々増加していて、去年は前の年より2人増え269人の認知症高齢者が行方不明になったことがわかりました。
富山県警によりますと、去年1年間に県内で行方不明になった認知症の高齢者は前の年より2人増え269人となりました。これは統計を取り始めた2012年以降2番目の多さです。

内訳は男性が126人、女性は143人でこのうち8人が遺体で見つかり、5人が今も行方不明のままとなっています。また、2012年から去年までの12年間で行方不明になった認知症高齢者はあわせて2822人でこのうち111人が遺体で発見されました。


