能登半島地震で護岸に亀裂が入るなどの被害を受けた富山市のサクラの名所・松川べりで18日、本格的な復旧工事が始まり重機の出入口を確保するため桜の木の伐採が行われました。

被害を受けたおよそ700メートルの区間には160本の桜の木が植えられていて、今回の工事でおよそ20本伐採する必要があるいうことです。

作業開始から30分後には…

長年、松川で遊覧船を運営する中村さんは。

富山観光遊覧船 中村珠太さん:「残念だなというのが1番ではあるんですけれど、いたしかたないなという…」

工事のため松川遊覧船は今シーズンの運航が7月30日で最後となります。

工事は2026年3月に完了する見込みで、桜を伐採した箇所には高さ5、6メートルほどの桜を新たに植えるということです。