17日も県内全域で熱中症警戒アラートが発表されるなど厳しい暑さが続いた沖縄。熱中症による救急搬送に加え新型コロナの感染者も増加傾向となっていて、体調の変化に注意が必要です。
17日の県内の最高気温は、波照間島で35.2℃(午後2時48分)が観測され、猛暑日となりました。
消防などによりますと7月14日までの1週間で県内の熱中症による救急搬送者数は151人。このうち初診時の傷病程度別でみると重症が3人、中等症が34人、軽症が106人などとなっています。
今年に入ってから熱中症による県内の救急搬送者数は累計で693人となっていて県は屋内にいてもこまめな水分補給など熱中症対策を徹底するよう呼びかけています。
一方、県内では新型コロナウイルスの感染者も増加傾向にあります。県によりますと県内53の定点医療機関で報告された新型コロナの感染者数は、7月7日までの1週間で、1医療機関あたり29.92人となっていて、インフルエンザであれば警報レベルとなる30人に迫っています。
新型コロナウイルスは全国的に新たな変異株「KP.3」(ケーピー・スリー)が流行していて、県は改めて感染対策の徹底を呼びかけています。
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