ダンボールクラフト作家 原禎幸さん
「孫が幼稚園時代だったが、段ボールの一部をとって、積み上げて自動車を作りました。」
8年前、孫にダンボールでレーシングカーのおもちゃを作ったことでダンボールクラフトの世界にのめり込み、寺社仏閣や「旧大社駅」といった建物を製作。
旧国鉄に13年間在籍し機関車の運転士を務めた経験もあったことから、製作する作品は次第に鉄道にまつわるものへと広がっていきました。
ダンボールクラフト作家 原禎幸さん
「木次線にしても芸備線にしても存続という問題もありますし、山陽へつなぐという大きな夢を持って建設を進めていた時代がある。その時代を皆さんに振り返っていただく」
会場では他にも、旧国鉄・倉吉線を走る機関車など、今はなき"鉄道遺産"の数々を見ることができます。
ところで先日、「特急やくも」の381系・国鉄型特急電車が定期運行を終えましたが、これも、原さんの"鉄道遺産"に仲間入りを果たすのでしょうか。
ダンボールクラフト作家 原禎幸さん
「サンライズを作った時に、あの曲線が非常に難しくて、ためらいが。いずれ挑戦してみようかなという思いはあります。」
世代を超えて楽しめるダンボールクラフトの作品展は9月1日までです。