データを用いて科学的な知見を引き出す「データサイエンス」を部活動に取り入れようと、大学教員による出前授業が高知県須崎市の高校で行われました。
この出前授業は明徳義塾高校が今年度からデジタル人材の育成を支援する「DXハイスクール」に認定されたことに合わせ、部活動にデータサイエンスを活用しようと行われました。
12日は総合コースで学ぶ2年生と3年生が参加。県外の大学教員からデータを用いた動作の分析などについて学んだあと、クラブごとに分かれてグループワークを行いました。グループワークではスポーツにデータ分析の視点を取り入れようと、過去の試合データやボールの軌道を解析したいといった活発な意見が出ていました。

(明徳義塾高野球部 髙井琥太郎さん)
「教えてもらったことを部活にも近づけていったほうがいいと思った。きょう学んだことをやってみたいと思います」
(明徳義塾高サッカー部 坂元悠真さん)
「より一層データに対して深くみんなで話し合えることができたので、いい機会だったかなと思います。僕たちはどちらかというと後半よりも前半に点が入ることが多いので、そういったところがデータとして出てるなと思いました」
明徳義塾高校では2学期と3学期にも講師を招き、ロボット工学に関する授業なども予定されています。