災害時や非常時に通信手段として活用できる公衆電話について、使い方を学ぶ教室が大分県日田市の小学校で開かれました。

携帯電話の普及により、公衆電話の使い方を知らない子どもが増える中で、日田市の光岡小学校では、いざという時に備える公衆電話教室が開かれました。

3年生が69人が参加して基本的な使用手順を学んだほか、無料で通報できる110番や119番といった緊急通報の仕組みについて理解を深めました。

(小学生)「ボタンを押す感覚が違いました。不思議な感じ」「お父さんお母さんの番号を覚えて、ちゃんとかけられるようにしたいです」

NTT西日本大分支店によりますと、県内には983台の公衆電話が設置されていて、災害時には安否確認のための伝言ダイヤルが無料で利用できます。